kaodachi

きれいな顔立ちに誘われて

彼との出会いは、アルバイト先でした。
私自身、出会いを求めている時でした。
ぱっちりとした目で、色白で、美少年と呼ぶにふさわしい人でした。
私のタイプを体現したような、完璧な見た目でした。
しかし2歳年下で、彼女もいると聞いていたので、恋愛対象にはなりませんでした。

ある日彼が彼女と別れたと聞きました。
出会いの時の気持ちはそのままに、彼は恋愛対象外でした。
これほどきれいな顔なのだから、私には興味がないと思っていましたし、すぐに彼女ができるだろうと考えていたのです。

しかしその考えはすぐに覆ることになります。
職場の飲み会で隣の席になった彼は酔っ払い、私の方にべったりとよりかかってきたのです。
ときめかないはずがありません。
それをきっかけに「謝りたいから」と連絡先を聞かれ、2人で遊ぶ仲になりました。

アルバイト先で私と彼の働くタイミングが同じになっても、あたかも何もないように振る舞います。
仕事が終わってこっそり待ち合わせをして彼と出かけるドキドキ感は最高の物でした。
年下なのに積極的にエロイプ掲示板で相手を探そうとしてくれ、たまに甘えた顔を見せる彼です。
そして何より顔がきれいで気持ちは高まります。
すぐに彼のとりこになりました。
彼との出会いを神様に心から感謝しました。

しかし正式に交際を約束していなかった私たちです。
出会いがあれば別れもありますが、その別れはすぐに訪れました。
いつものように夜に2人で会っているとき、疲れていた彼は眠っていました。
彼の手には携帯電話。
それを思い切ってのぞくと、受信トレイが「あやか」という差出人で埋め尽くされていました。
彼には彼女がいたのです。
私と仲良くなったタイミングと同時期に付き合ったようでした。
彼は今まで出会った男性の中でいちばん美しい顔立ちで、いちばん女性関係にルーズな人でした。
出会いの際には性格も重視することを強く決心したエピソードです。

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